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触媒機が語る真実

前回、タバコの煙に含まれる有害成分を引き合いにしたのは

勿論、タバコの有害性を訴える為でも、禁煙を奨励する為でも無い。

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タバコの煙に含まれる有害物質は長年研究されて、信頼性の高いデータが出ている

一番良いのは薪(天然の割薪)に含まれる物質のデータが有れば良いのですが

タバコの煙のように数値や物質名がハッキリしたモノは見つけられなかった。

 

ただ、タバコの煙を引き合いに出したのは単にタバコしか比較対象が無かった、と言うだけでは無く

 

私は、薪を燃やして生じる煙にも同様の有害物質が含まれている可能性は十分にあると思っているからです。

 

私が無性にタバコは石油製品では無いのに有害物質が含まれると言ったのは

石油製品を燃やす時だけ、副産物として有害物質が出来ると思っていて

天然の木・・つまりこの場合、天然の割薪を燃やすなら

有害な物質は出ないと思っている方が多いと思いますが

私はそうではなく、タバコと大差なく、種々様々な有害物質が含まれていると思っています。

 

物を燃やせば必ずと行って良いほど有害な物質が発生する。

それは天然の割薪でも例外では無い。

 

石油=化学物質というイメージで捉えるかも知れませんが

山に生えている樹木も

水と二酸化炭素を光合成というエネルギーで化学反応させて合成した(実際にはもっと複雑ですし)

炭水化物という名の化学物質なのです。

 

私はかつて当ブログの記事で

欧米・・特にアメリカ製薪ストーブによく見る触媒型の薪ストーブについて記事にしたことがあります。

 

触媒とは

薪ストーブの排煙に含まれる有害物質を完全燃焼させて、少なくすると言うものですが

この触媒型の薪ストーブが世に出た経緯は非常に興味深い。

 

※今回の記事の内容と密接な関係があります。

 

 

何故?触媒燃焼方式の薪ストーブと言うものがこの世に現れたのでしょうか?

アメリカの薪ストーブメーカであるダッチウエスト社のカタログによると

 

1984年、当時開発されたばかりの触媒(コーニングガラス社製)を

ダッチウエスト社の薪ストーブに世界で初めて搭載した。

と、あります。

その2年後、

1986年頃からアメリカではストーブの排出ガスに対して厳しい規制がかけられるようになり

まずは その1986年にオレゴン州で最初の排ガス規制が規制が敷かれ

さらにその2年後1988年にはアメリカ環境保護局(EPA)が

この排ガス規制をアメリカ全土で適用します。

その排ガス規制は非常に厳しかったので

アメリカ国内にあった多くの中小の薪ストーブメーカーは

排ガス規制をクリアーする新型の研究・開発・製造をする為の資金を捻出できずに

それが出来る大手メーカーに統廃合されます。

その大手メーカーが排ガス規制を突破する為にとった方式が

2次燃焼を簡単に起こして煙を完全燃焼させる

触媒燃焼方式、キャタリティック・コンバスターだったのです。

その後、アメリカでの排ガス規制は緩和され

非触媒方式のクリーンバーン方式の薪ストーブでも規制をクリアーできるようになり

クリーンバーン方式のストーブにも性能の良いモノが出来ています。

※今現在もアメリカではこの排ガス規制は施行されていて

 触媒方式の薪ストーブの排気煙量→7.5㌘/h

 クリーンバーン方式の薪ストーブ →4.1㌘/h

となっています。

 

日本では今のところストーブの排ガスに対してナンの規制どころか、調査研究さえされていないのでしょうが

アメリカでは以前から薪ストーブの排ガスの有害性に対していち早く着目し

厳しい規制をかけている(後に緩和されて骨抜きになるが)

 

ちなみに

上の説明では規制の対象を「煙」と記述してありますが

タダ単に煙が煙たいから・・とか、臭うから・・と言った程度で

規制が施行されるはずは無く、この規制の対象は

具体的には煙に含まれる有害物質です。

 

カタログに記載する上で「有害物質」などとネガティブな言葉が

使えないのでと表現するに留まっている。

 

ともかく、天然の薪を燃やしておけばクリーンでエコだ!

と言う間違った認識を持ってしまうのは

まだまだ、薪ストーブというモノが日本では日が浅く、エコだとか、里山再利用だとか

表面上のイメージで様々な事が語られてしまっているからだと思います。

※勿論、エコや里山再生は良い事です。

 

さて、ここまで長々と書いて、まだまだ先があるのですが

また今夜も遅くなったので、続きはまた次回に・・

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コメント

No title

原木、原油、ウラン鉱石、全て天然資源です。

No title

えこえこさんご無沙汰です!
昨夜はバレンタインデー。
ありがたいことにチョコケーキをもらいました!

最近知性派の記事が続きますね、興味深く拝見しています
我々男性は結論を出すために会話をするのが大好き
ですから、誰かがこういうのやってくれると大変嬉しい。

自分も天然薪の地位を下げたいのではなく
集積材の地位を上げたいのでもなく、事実を
知りたいですね!その上で天然薪を愛する
人はそうしたらいい。確かにかっこいいからね
まあ自分はとっくに集積材燃してますが笑
粉体を固めたような集積材あるじゃないですか?
あれめっちゃ熱量持ってて、火室の温度上げるのに
最高です。もちろん決してメインでは使いませんし
ある程度有害物質が燃えそうな温度まで上がってない
と使いません。その上で必用な少量使います

Re: yasさん

> 原木、原油、ウラン鉱石、全て天然資源です。
私は「天然ぼけ」です(笑)

Re: TKさん

TKさん、おひさしぶりー。
調子はどうですかぁ~?元気でやってますか?

バレンタインデーにチョコケーキですか・・
良いなあ・・
私なんか、身内でさえくれないよ(涙)

ともかく
久しぶりのシリーズ物記事になってしまいました。
そんなつもりでは無かったのですが、
まあ、ネタ切れ中だったので丁度良かったかも。


粉体を固めた・・?
ああ、MDFの事かなあ?多分そうだ。

TKさんのおっしゃる通りで
温度や量をシッカリ管理しながら、少しくらい燃やすのは良いと思いますよ
「慎重」なのと「臆病」なのとは違いますからね。

No title

木材加工の時に出る木くずを押し固めた「ブリケット」なんてのもありますね
一度サンプルを一箱もらって焚いたことがあります
あれはよかったなぁ

固めると言っても圧力を掛けて固めているだけなので、接着剤は使っていませんよ
割り木とは違うけどアレが手軽に手に入るのなら薪を作らなくても薪ストーブの良い燃料になりますね。


Re: yasさん3

> 木材加工の時に出る木くずを押し固めた「ブリケット」なんてのもありますね
そうですね、「割薪」に拘る事なく
廃棄物再利用の人工燃料の開発は進んで欲しいですね。
本当の意味の「エコ」を実現しなければいけないです。

薪ストーブを減らすと死亡率下がる

 薪ストーブ購入を検討していてこのブログに到達しました。興味深く読ませてもらっています。
 オーストラリアの町で薪ストーブを減らすようにしたら、男性の死亡率が減ったという論文が最近出ています。有害なのは確かなのでしょうね。なぜ、女性では有意差が出ないのか、この町は実は触媒機以前の古い薪ストーブがたくさんあったからなのではないか、アメリカのEPAやイギリスのDEFRA認証の薪ストーブであれば大丈夫なのではないか、など疑問点はいくつかありますが。
 タバコが規制されているように、将来的に薪ストーブが大幅に規制される時代がくるのかも、とちょっと心配になってます。

元の論文が載った雑誌での説明
http://group.bmj.com/group/media/latest-news/reduction-in-air-pollution-from-wood-burning-stoves-associated-with-significantly-reduced-risk-of-death
その論文についてまとめてあるブログ
http://kaigyoi.blogspot.jp/2013/01/blog-post_8549.html
イギリスの新聞の記事
http://www.telegraph.co.uk/property/interiorsandshopping/9839432/Everyone-loves-a-wood-burning-stove-but-are-they-bad-for-us.html

Re: 薪ストーブを減らすと死亡率下がる

薪ストーブ購入検討中 さん、コメント下さり有り難うございます。

興味深い資料です。
海外の資料をよく見つけましたね、日本語ではほとんど認知されていない問題で
私だったら見つけ出してなかったと思います。

何かの「率」や割合というモノには偏りがあるので単なる偶然と言う事も言えなくもありませんが
死亡率の変化が、大気中の汚染物質の影響だけでは無く
例えば、煙突掃除等の作業を男性が受け持つ事が多いので
「ススなどの汚染物質を吸引してしまう可能性が高い」等の二次的な要因も考えられます。

これから書くつもりでいますが
「天然割木の薪を燃やしているから」と、安心していると
薪ストーブの扱い方も間違ったモノになる可能性があります。
先ほどの煙突掃除等も
ススには有害な物質が多数含まれます、マスク・手袋・保護メガネ等
作業に適した服装を心がけるとともに、処分方法も考えなければいけません。

ともかく、とても有意義な情報を教えて頂き、有り難うございます。
お陰様で、ある程度自信を持って記事を書く事が出来ます。

尚、僭越ではございますが
薪ストーブ導入で何か私で役に立てる事がありましたら御相談下さい。
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