金曜日、寒かったので樫の木の薪を焚いた
金曜日の夕方、少し肌寒かったので
久し振りに薪ストーブを焚きました。
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ナラに比べると乾燥に時間ががかるので少し小さめに割っています。
通常、小さめに割ると火持ちが多少悪くなるのですが
カシはそれでも火持ちが良いです。
あと、ナラに比べると堅くて乾き難いですが
乾きが多少悪くても良く燃えて火力が強いです。
あと、ナラは比較的高地の寒い場所でも自生していますが
カシはあまり寒い場所で見ることがないです。
比較的、冬が寒くない場所で低地の里山に多く見られます。
ナラもカシも同じブナ科の樹木で、どちらも葉の形はよく似ていますが
あと、大きな違いは
ナラは落葉樹なのに対してカシは常緑樹で
ナラは秋になると紅葉して葉っぱを落としますが、カシは常緑樹の名の通り
葉を付けたまま越冬します。
寒い場所に自生するナラが落葉するのは
植物は葉の裏に多く存在する「気孔」から水が蒸発(蒸散)することで根から毛細管現象を利用して根から水をあげる事で光合成を行う・・と言うのは小学校だったか中学校の理科の時間に習います。
気孔とか蒸散とか毛細管現象ってのは植物が光合成を行う仕組みの中で
とても大切なキーワードになるので、必ず理科のテストにでる言葉だと思います。
葉から水を蒸発させることで根から水をあげて空気中の二酸化炭素と合成させて自身の身体である炭水化物を合成することを光合成という訳ですが
ただし、冬場寒い時期に木の中に水があるというのは
水が凍って凍害を受ける可能性があります。
場合によっては、内部の水分が膨張して、水道管が破裂するように
木自体が裂けてしまう場合もあります。
それを防ぐ為、寒い場所に生えるナラなどの落葉広葉樹は
冬が近付くと、根からの水揚げを止める必要があるので
秋になると葉を落として葉からの蒸散するのを防ぐのです。
葉っぱが無ければ蒸散も出来ないという、文字通り捨て身の生き残り作戦です。
比較的、温暖な場所に生えるカシの木は葉を落とさなくても冬を越す事が出来るので秋になっても落葉せずにそのまま冬を過ごす事が出来ますが
それでも、年に何度かは街中でも水道管が破裂するほど寒い日がありますよね?
ですから、カシの木もそういった、たまに有る寒い日に対応できるように
木の水分や幹にナラに比べると身が固く樹脂分が多い
身を固くして、凍害を防ぐとともに不凍液の働きをして
木の中の水分が凍るのを防いでいます。
その事が、カシの木の薪が堅くて脂分が多く、良く燃える理由です。
だけど、カシって低地の暖かい場所を好むので
そう言う場所は今は家が建ち並んじゃって、里山とか少なくなってますから
生えてないです。
島なんかだと結構、生えてるのを見ますがウチらでは手に入り難いです。
そんなわけで、貴重な樫の木の話でした。
最後まで読んで頂いて有り難う御座いました。
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キャンプ用の薪を販売しています、薪ストーブ用に作ったこだわりの薪です。
含水率は平均17%程度になるよう、ナラやクヌギを二夏乾燥させているので
火持ちが良く火力の強い極上の薪に仕上がっています。
是非、一度お試しください。
6㎏前後/1束→¥500(税込) ※2020年9月29日現在
場所は広島県廿日市市津田にある岩倉ファームパークキャンプ場に入って、奥の駐車場を川下方向に約600m抜けた所です。
スチールの物置で販売しています。
090-3632-7344 上野まで
薪ストーブ日記薪割り機の販売をしています。
薪ストーブ日記をご覧の皆様には直接御見積り致しております。
de8iku@gmail.com まで「見積り希望」とメール下さい。
当薪ストーブ日記では設置相談を受けながら
安価で性能の良いホンマ製作所の薪ストーブと煙突部材、その他薪ストーブグッズを販売しています。
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