割りたてで700㎏の生薪を乾燥させると何㎏になるか?
ナラやクヌギ類の割りたての薪(生薪)をウッドバッグ(レギュラーサイズ)に
目一杯詰めた場合 700㎏~800㎏の生薪を詰める事が出来ます。
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それが徐々に乾燥して、1年(一夏)経過する頃には550㎏くらいに重量が減ります。
この頃には薪の水分率は、ほぼ出荷できるレベルまで下がっていますが
上は良く乾いていても、中程や下部辺りに多少、水分率の高い物がある等
乾燥ムラがあるので、更に1年(合計2年2夏)ほど乾燥させて、乾燥ムラを均一化させます。
出荷する頃には500㎏くらいに重量が減って、それからは殆ど減りません。
ナラの薪の場合、生の状態から30%~35%程度、重量が減ったら
含水率15%程度になっていて、かなり上質な薪に仕上がっています。
割りたて重量700㎏の生薪が乾くと、販売重量500㎏の乾燥薪になると言う事は 200㎏(200ℓ)の水が抜けるという事になるんですが
200ℓと言えば、一般家庭のお風呂のバスタブに入ってるお湯と同じ量ですから、結構大量です。
そんな沢山の水が薪に入ってて、それが時間を掛けて薪から抜けるってスゴくないですか?
かつて、生の状態の薪が乾燥すると何%重量が減るか?
という実験をした事があります。
その様子は何回かシリーズでブログに書いたんで、興味がある方は読んで下さい。
内容をかいつまんで説明すると
- 割ったばかりの生薪の重量を量る
- その薪を出来るだけ小さく割り直す(細ければ早く乾く)
- 小さく割り直した薪を薪ストーブで乾かす
- 乾燥しきったら、屋外に数日置いて湿気を吸い戻しさせる
- 再び、重量を量る
その結果はと言うと
ほぼ完璧に乾燥させると
34%の水分が抜けて、生薪の状態の66%に重量が減るという結果でした。
2年掛けて乾かす薪を数日で乾かす為に、細く割って、薪ストーブの下で強制乾燥させるのがミソな実験でした。
ネタ作りの適当な実験ではありますが
その時の実験結果は今でも「出荷重量は生薪の7割」という目安の根拠になっています。
ちなみに、ブログに掲載の薪の販売価格等は、現在、値上げしていますので
最新の価格は下記までお問合せ下さい。
最後まで読んで頂いて有り難う御座いました。
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またの起こしをお待ち致しております。
キャンプ用の薪を販売しています、薪ストーブ用に作ったこだわりの薪です。
含水率は平均17%程度になるよう、ナラやクヌギを二夏乾燥させているので
火持ちが良く火力の強い極上の薪に仕上がっています。
是非、一度お試しください。
7.3㎏~8㎏/1束→¥500(税込) ※2019年11月現在
場所は広島県廿日市市津田にある岩倉ファームパークキャンプ場に入って、奥の駐車場を川下方向に約600m抜けた所です。
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