薪の水分と火力の関係 火力が上がらない原因
薪ストーブはガス・ストーブだと常々思う私です。
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薪は炭水化物の塊で、熱することで炭水化物が気化してガスになる
ガスを可視化した物が煙で、それが燃焼した物が熱エネルギーを発生させ
熱は光となって目に見えるので、人間はそれを炎として認識する事になる。
少し理屈っぽい言い方をすれば
薪ストーブは薪を燃やしているのでは無く
薪から発生する可燃性ガスを空気と混ぜ合わせて
効率良く燃焼させる装置だと思えば良いんだけど
その可燃性ガスに水分が多く含まれていたらどうだろうか?
例えば、台所のガスコンロが燃える時、プロパンガスに水分が混入していたらどうだろうか?
ちぇんとまともな火力が出るだろうか?
自動車のガソリンに水を混入させて、それを気化させてシリンダーに吹き込んだら普通に出力が出るだろうか?
きっと、ノッキングが起きたり、挙げ句はエンストしたり故障するのでは無かろうか?
薪ストーブの薪も同じ事が言えると思う。
薪に含まれる水分が多ければ多いほど、薪から発生する可燃性ガスに不純物として燃焼効率を押し下げて燃え難くなり、火力が落ちる原因になる。
水分量の多い薪の火力が弱い理由として
燃焼時に水分が蒸発する為、気化熱を奪って温度が上がり難くなる。
と言う説明がされるんだけど、確かにそれも大きな理由の一つだと思うけど
直接的な原因としては、薪から発生するガスに混入する水分が、不純物として
ガスの燃焼を妨げたり、空気との混合をし難くするため、燃焼温度が上がり難くなるためだと私は考えている。
一般的に薪の含水率(水分率)は20%を切れば良いとされているけど
私はそれではまだ水分が多すぎて使えないと思う
最低でも17%は下回りたいし、欲を言えば13%程度まで乾けば気乾状態なので
屋外の普通の薪棚で乾かした場合、13%程度が限界になるが
その位乾いていれば良く燃えて火力も強い。
割らずに薪の表面で測定しても正しい測定値は出ない。
兎に角、薪は良く乾いた物を使いたい。
↑と言う訳で、今日は真面目な話だったので疲れたよ~
それではまた明日~!!
最後まで読んで頂いて有り難う御座いました。
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