今年最後のブログ更新 薪は地面から離して置くべし
私も30日から人並みに正月休みに入りました。
休みといっても、薪の仕事は建築が休みの日にしか出来ないので正月も暇さえあれば薪仕事なんですが
去年はそこそこ冬らしい冬だったお陰で薪販売好調で、配達が忙しくって日曜日ともなれば配達で
薪を割る時間が無かったのですが、今年は暖冬で今のところ販売の出足が鈍くて配達注文も少ない。
ただ、要らないと言う訳じゃ無くて、昨日も電話で去年の顧客様に電話で確認したところ
「年内は大丈夫ですが、年が明けたら一車(500~600㎏)お願いします」 って方が多くて
年明けからボチボチ動き始めそうなので、今のうちに割り作業をやっとかなければと思っています。
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そんなわけで薪割りしようと思ったんですが
割る前に薪を入れるウッドバッグを載せる鉄製架台が無くなったので作る事にしました
一辺920㎜×920㎜ 足長460㎜ 溶接して組み立てます。
上に乗せるウッドバッグは700㎏~850㎏でかなり重いし、フォークリフトで運ぶ際に揺すったり横から押したり
多少乱暴に扱っても壊れない様にシッカリ頑丈に溶接していきます。
地面から46㎝上げる事でウッドバッグ下部の通気性を良くします。 地面付近は土から湿気が上がるので薪が乾き難くなります。
ちなみに、建築基準法施行令では床下の地面から床上までの高さを下記の様に定めています。
第22条 居室の床の高さ及び防湿方法
- 最下階の居室の床が木造である場合における床の高さ及び防湿方法は、次の各号に定めるところによらなければならない。ただし、床下をコンクリート、たたきその他これらに類する材料で覆う場合及び当該最下階の居室の床の構造が、地面から発生する水蒸気によつて腐食しないものとして、国土交通大臣の認定を受けたものである場合においては、この限りでない。
- 一 床の高さは、直下の地面からその床の上面まで45cm以上とすること。
- 二 外壁の床下部分には、壁の長さ5m以下ごとに、面積300cm2以上の換気孔を設け、これにねずみの侵入を防ぐための設備をすること。
建物を建てる場合の基準としては45センチ以上地面から上げないと、床板が湿気を吸って傷みやすいって事ですが
薪棚は屋外に置いてあるので周囲は雨で濡れますから、地面から上げておかないと乾燥しにくくなったり
場合によっては湿気の吸い戻し(乾いた薪が、湿気を吸って湿ってしまう現象)があります。
ウッドバッグに限らず、薪棚を作る場合は下部の薪を出来るだけ地面から離す工夫が必要です。
一番良いのは建築基準法施行令のただし書きにある通り
「コンクリート、たたきその他これらに類する材料で覆う」
地面から湿気が上がらない様にすると良いです。
さて、ブログの紙面で略式ではありますが
今年一年、当ブログにお付き合い頂き、また、沢山のコメント頂き有難うございました。
来年もブログ更新頑張っていきますので、本年と変わらずご愛顧賜ります様お願い申し上げます。
来る歳が皆様にとって良い年であります様心から願っております。
皆さん、良いお年をお迎えください。
平成27年12月31日 大晦日
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