第一次産業・第二次産業・第三次産業・次は何を捨てる?
近年、日本の住宅建築現場では、こういった幅広の板材は無垢材の良材が乏しく
幅、長さ供に理論上いくらでも大きく出来る集成材を使う事が殆どとなっています。
集成材は、上の画像でも分かるように
いくつもの短い木材を寄せ木のように併せて接着剤で接合して
一枚の長い材料を作るため
集成材という材料そのものにはメリットとデメリットもそれぞれ複数あって
これについては枚挙にいとまが無いのでWikipedia 集成材を読んで頂きたのですが
デメリットの中の一つにコストが掛かると言う事があるのですが
コスト削減するにはどうすれば良いのか?
これはご多分に漏れずMADE IN CHINAです。
もちろん、日本の住宅に使うからには
第一次産業(農業・林業・漁業)は既に斜陽を通りすぎて心臓マッサージと人工呼吸の真っ最中
第二次産業(製造業・建設業・工業)もかつては日本経済の大黒柱であったが
今では製造業の多くは海外へ工場を移転、若しくは上記のように中国などの安価な製品を買ってきて
仕上げ(例えば塗装)などの僅かな工程のみを日本国内で行って自社商品として販売している。
家電などのかつてのお家芸も、国内背製造されるモノはほんの僅かで
その僅かな国内生産を行う工場は次々と閉鎖され
国内メーカーの商品であっても、裏側のラベルにはMADE IN CHINAと銘打ってある。
さて、話が集成材から少し離れてしまったのですが
今時の住宅建築では上記の集成材に限らず
フローリングや室内ドア、合板、タイル、壁紙、
挙げ句は釘やビス、ボルトや金具の類まで・・まあ、つまり材料の殆どとまでは言わないけど
かなりの部分が中国製になっているし、これからもそれは増え続けるだろう。
今年の私は鼻炎がヒドい。
鼻水、鼻づまりが未だかつて無い最悪の症状で
マスクじゃ足りないから、鼻の穴にタンポンさして
マスクの代わりにロリエでマスクをしたいくらい・・
もしかしたらPM2.5なんかの中国大気汚染の影響か!?って思うのですが
その大気汚染も日本向けの製品を作る時に出る副産物かも知れない。
極論ではあるけど、「汚染物質を出させない」と言う事は作らさない事だし
「作らさない」事は中国製品を「買わない」と言う事ではないか?
って思ったりもする今日この頃です。
さて
明日は近所の日本の山に
日本産のナラの木を頂きに行って日本製の薪を製造しようと思っています。
あっ、日本産の杉・桧の花粉が飛んでるでしょうから、中国製のマスクをしていきます。
それではお休みなさい。
シーズンオフに向けて苦戦中でございます。
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コチラは少し仕組みが違いますが、意味は同じ様なものでして・・
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